Conju v2.2.1
Conju: v2.2.1 Copyright 2001,2003 SHIRAISHI Tatsuto
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献辞
- さしあたってどうでもいいようなコンピュータの話にも共感を持って耳を傾
けてくれ、「自分にもその技を伝授して欲しい」という賛辞でプログラミング
を学ぶ私を力づけてくれたある人に。この人はフランス語を読むにしてもプロ
グラムの助けなど必要としないかもしれない。しかし、自分にとってまったく
必要でないとしても、なおこのプログラムの価値を認め、評価してくれるだ
ろう。
使い方と一般的な情報
- 調べたいフランス語不規則活用動詞の不定詞を入力し、[Look Up]ボタンを押
すか、そのままキーボードのEnter(return)キーを押してください。
- 収録した動詞は約1240です。ほとんどの複合語もそのままの形で載せてあり
ます。「ぜひ」複合語はそのまま引いてください。
- 不定詞の代わりにあらゆる活用形(現在分詞、過去分詞を含む。ただし過去
分詞は例外的な女性形・複数形を除き男性単数形のみ)からも検索すること
が出来ます。検索した活用形は活用表の中で青で表示されます。
- アクサン・セディーユはそれらを付ける文字の・あと・に'`^,を付けてくだ
さい。例えば「accent grave付きのe」は"e`"、「セディーユ付きのc」は"c,"
となります。アクサン・セディーユは必ず付けてください。例えばlisererと
つづるのとlise'rerとつづるのでは意味は同じですが別パターンの活用となり
ます。
- ご利用にあたっては、このページの記述「すべて」をよく読んでください。
特に下の「一般的な注意事項」および「個別の動詞に関する確認済みの問題」
は注意してお読み下さい。
- このサービスは開発途中であり、誤りがないよう努めてはいますが、未だ
「万全を期した」とはいいがたい状態です。どんな小さなものでも、誤りに気
付いた方はぜひtatsuto.comのフィードバッ
クフォーム よりお知らせ下さい。改善の要望もお寄せ下さい。
- なお、通常このページがいったん表示されたら、インターネットへの接続を
切っても大丈夫です。
一般的な注意事項
- 以下の記述において、Aグループとは現在形を語幹とするグループ(直説
法現在、命令法現在、直説法半過去、接続法現在)を指します。Bグループと
は不定詞を語幹とするグループ(直説法単純未来、条件法現在)を指しま
す。Cグループとは過去分詞を語幹とするグループ(直説法単純過去、接続法
半過去)を指します。
- 以下の記述において、正引きとは「不定詞から活用形を引くこと」を、逆引
きとは「活用形から不定詞を引くこと」を指します。
- 活用表の表示は、A,B,Cグループそれぞれの基本となる形(直説法現在、
直説法単純未来、直説法単純過去)がまず黒で表示され、その他の活用には各
グループの基本となる形が灰色で表示されます。その後一定のタイミングで、
各時制の正しい形が黒で表示されます。この表示の仕組みを注意深く眺めてい
ると、各グループの語幹がそれぞれ同じ、ということが視覚的に分かると思い
ます。(v2.1.0 or later)
- 正引き検索において、「不定詞が見つかりましたが、他の候補があります」
というメッセージが表示された場合(例えばasseoir)には、そのまま[Look
Up]ボタンを再度押してください。同じ不定詞の別パターンの活用が表示され
ます。(v1.6.3 or later)
- 逆引き検索において、「XXの活用形の中にありますが、他の候補があります」
というメッセージが表示された場合には、そのまま[Look Up]ボタンを再度押
してください。他の動詞の活用形の中から逆引きを続けます。例えば、suisは
e^treの直説法現在1人称の他に、suivreの直説法現在1・2人称でもありますが、
辞書式順序(アルファベット順)で最初e^treが候補として表示されます。そ
のままもう一度[Look Up]を押すとsuivreが候補として表示されます。また、
vivreの直説法現在単数とvoirの直説法単純過去も同じようにこの順で表示さ
れます。なお、必要がないときは他の候補を見て回る必要はありません。その
まま次の検索に移って大丈夫です。
- 表示される活用形はある理由から「絵」なので、コピー&ペーストの類は出来
ません。
- 存在しない活用、または用いない活用は薄いグレーで表示されます(例えば
e'clore)。これらの活用形から逆引きすることも可能ですが、その場合青で
表示されることはありません。逆に、青い表示がない場合はグレーの表示の中
から探してください。(v2.0.0 or later)
- 非常に長い語幹を持つ動詞(例えばcontrebalancer)では、先頭の2文字の後、
語幹の中間部を省略して、語幹末尾4文字+活用語尾の形で表示されます。省略
は「-/-」で示されます。(v1.6.5 or later)
- 活用形の欄に---が表示されている、またはp---のように「含まれている」場
合にはその活用形が存在しないか、またはごくまれにしか用いられないことを
意味します。
- devoir -> (du^, due, dus, dues)、absoudre -> (absous, absoute,
absoutes)のように過去分詞が性数によって異なる動詞の場合には、これらの
女性形、複数形からも逆引きすることができます。それ以外の場合には男性単
数形からのみ逆引きが可能です。
個別の動詞に関する確認済みの問題
- 以下に挙げる問題は検索システムの制限によるものなので、ソフトウェアを
バージョンアップするまでは改善できません。ご了承下さい。
- puisは逆引きできません。pouvoirで検索してください。注意書きにはpuisも
表示されます。
- acheter型の活用
(v2.0.0において対応済み)
- 複数の活用パターンを持つ動詞(asseoirなど)
(v1.6.3において対応済み)
v1.6.3以降では複数の活用パターンを持つ動詞でも不定詞から問題なく正引
き出来ます。
- payer型の動詞
(v1.6.3において対応済み)
v1.6.3以降では2パターンとも表示します(「不規則な方」から先に表示しま
す)。
免責
- このサービスは完全に無保証です。ソフトウェアのバグ、言語学的な誤りな
どにより、利用者がいかなる損害を被っても提供者は一切の責を負わないもの
とします。
バージョンアップ履歴
- 辞書を訂正・更新した。 (2003/04/23)
- 2.2.1 Enterキーで検索が開始されるようにした。 (2001/05/25)
- 2.2.0 今まで上下段ごとだった表示変化のタイミングを、A,B,Cグルー
プの3つに分けた。 (2001/02/01)
- 2.0.0 各動詞に注意書きを付ける機能を付加。また注意書きの中で使用され
ない活用形を指定することを可能にした。 (2001/01/23)
- 1.6.5 非常に長い語幹を持つ動詞の省略表示を実装。
- 1.6.4 再描画の仕組みを修正。不要になった[!]ボタンは削除。
- 1.6.3 複数パターンの活用を持つ動詞に対応。 (2001/01/23)
- 1.6.1 逆引き中に進行状況を表示するようにした。
- 1.6.0 特殊な過去分詞から逆引き可能にした。
- 1.4.7 スレッドの扱い・表示のタイミングを修正。
- 1.4.6 [!]ボタンによる強制的な再描画を追加。 (2001/01/22)
- 1.4.5 逆引きにおいて、複数の候補を探索するようにした。
- 1.4.0 "'`^,"を使ったアクサンの疑似入力を可能にした。
- 1.2.1 逆引きした活用形は青で表示するようにした。
- 1.2.0 逆引き機能を実装。 (2001/01/21)
- 1.0.0 一通り完成 (2001/01/20)
Last modified: Wed Apr 28 12:27:19 JST 2003